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「責任ある積極財政を推進する議員連盟 第13回勉強会」

令和4年11月2日

「日本経済の新しい見方」

講師

明治学院大学客員教授/前スイス駐箚特命全権大使/元内閣官房参与

本田 悦朗氏

エコノミスト

会田 卓司氏

目次

関連著書

「アベノミクスの真実」
デフレ脱却へーー
これから劇的に変わる
日本経済の必読書。

デフレの原因から脱却への道筋、未来予測まで。
政権ブレーンが分かりやすく解説。

第一章 これがアベノミクスの真髄だ
第二章 なぜ日本はデフレ国家になったか
第三章 アベノミクス批判に応える
第四章 私が見てきた社会主義経済
第五章 豊かな社会を目指して

<あらすじ>
なぜ日本だけが戦後の世界で唯一、これだけ長い間デフレに悩まされてきたのか。
デフレとは、物価と賃金が下落し続ける状態である。デフレは日本を窮地に追い
詰めたが、アベノミクスは三本の矢をもってこのデフレからの脱却を進めている。
第一章では、アベノミクスの核となる第一の矢について説明する。第一の矢
とはつまり、2%のインフレターゲットを設定することで金融緩和によってイン
フレ期待を作る試みである。第一の矢「金融政策によるデフレ脱却戦略」が第二
の矢「機動的な財政政策」や第三の矢「民間投資を喚起する成長戦略」の前提と
なることを第一章で明らかにする。
第二章ではなぜ日本がデフレ国家になったのか、その原因を探る。日銀の間違った
金融政策が日本経済を苦しめた経緯を解説する。
第三章ではアベノミクスに向けられた様々な批判を取り上げる。
第四章では筆者がソ連や東欧で実際に見聞きした計画経済の実態を描き、通貨の
働きについて考える。
第五章ではアベノミクスが目指す経済と、それを実現するための今後の課題に
ついて第三の矢の成長戦略を中心に解き明かす。
アベノミクスが日本の歴史・伝統・文化に深く根差した環境の下で、努力・創意・
工夫が正当に報われる真っ当な経済を目指していることを示したい。

「日本経済の新しい見方」

「マクロ経済学」と「データ分析」から日本経済の新たな姿を描き出す!

◆「デフレはなぜ社会にとって害悪なのか」「日本はなぜ長期不況に陥ったのか」「日本の財政赤字は“使い過ぎ”が原因なのか」「社会保障支出を減らし、増税しないと日本の財政は立ち行かないのか」……。本書は日本経済をめぐるさまざまな素朴な疑問に対し、首尾一貫した論理とデータに基づく回答を提示する。
◆また本書は、財政・社会保障支出・国際収支・日本企業の競争力をめぐる通俗的な主張を取り上げ、その当否をデータに基づいて検証する。そのなかで浮かび上がる日本経済の姿は、マスコミが喧伝するイメージとは少し異なるものである。さらに、通説的な経済学をふまえつつ、それが現実の日本経済の分析に失敗している原因を鋭く指摘している。

イェール大学名誉教授・東京大学名誉教授・内閣官房参与 浜田宏一先生 推薦
本書はエコノミストや実務家から見て、経済学はどうして現実の重要問題に直面しないのかという疑問を率直にぶつけたものである。本書をゼミで精読して、教師が経済学の立場からそれに真剣に答えれば、その対話は本当に学生の血肉となるだろう。

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