令和4年4月13日
「日本経済の新しい見方」
「古い財政運営からの脱却が新しい資本主義を稼働させる」―プライマリーバランスではなく構造的財政収支を新しい財政規律の目安とすべきー
講師
岡三証券 投資調査部 チーフエコノミスト 会田 卓司氏
目次
関連著書
「日本経済の新しい見方」
「マクロ経済学」と「データ分析」から日本経済の新たな姿を描き出す! ◆「デフレはなぜ社会にとって害悪なのか」「日本はなぜ長期不況に陥ったのか」「日本の財政赤字は“使い過ぎ"が原因なのか」「社会保障支出を減らし、増税しないと日本の財政は立ち行かないのか」……。本書は日本経済をめぐるさまざまな素朴な疑問に対し、首尾一貫した論理とデータに基づく回答を提示する。 ◆また本書は、財政・社会保障支出・国際収支・日本企業の競争力をめぐる通俗的な主張を取り上げ、その当否をデータに基づいて検証する。そのなかで浮かび上がる日本経済の姿は、マスコミが喧伝するイメージとは少し異なるものである。さらに、通説的な経済学をふまえつつ、それが現実の日本経済の分析に失敗している原因を鋭く指摘している。 イェール大学名誉教授・東京大学名誉教授・内閣官房参与 浜田宏一先生 推薦 本書はエコノミストや実務家から見て、経済学はどうして現実の重要問題に直面しないのかという疑問を率直にぶつけたものである。本書をゼミで精読して、教師が経済学の立場からそれに真剣に答えれば、その対話は本当に学生の血肉となるだろう。